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DressingSim EX


製品の概要
DressingSim EXは、3DCADや3Dスキャナで測定した3Dデータに展開線(カッティングライン)を設定し、平面形状に展開するソフトウェアです。
型やサンプルの完成を待たず、設計のデジタルデータから型紙形状を展開できる為、物理的なモノをベースにした型紙の作成よりも早期に、より正確に型紙の設計が可能になります。 またテクスチャマッピングの機能にも対応しており、展開した型紙にファブリックや柄を張り込む事で、3D上にマッピングされた柄のスケール感、 位置、流れなどをモックアップ製作の前に正確にビジュアライズする事が可能です。
シートのデザイン、カバーのデザイン、デカールのデザインなど、3D形状からの型紙設計、3D上の意匠設計に有効です。
展開データのUV座標を出力する事が可能ですので、Computer Graphics用のUV展開にも利用することが可能です。
DressingSim EX カタログ
DressingSim EX カタログ
DressingSim EXのカタログをご覧いただけます。
(ファイル形式:PDF容量:約2.06MB)

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● 活用例:カーシート製作のデジタル化
1
3Dデータ作成
3D CAD
3D スキャナ
2
OBJ形式に変換
3Dデータ
変換ソフト
3
3D→2Dに展開
展開ソフト / OBJ→DXF
DressingSim EX
4
2Dデータ修正
アパレルCAD
5
プリントアウト/生産
プロッタ/CAM


● 機能紹介

1.デザイン線と伸縮シミュレーション
3Dオブジェクトを操作しながら直接オブジェクトにポイントをプロットし、ラインを設定、 展開結果に従い歪みが表示されますので、シワや縫い目割れなどの不具合の原因となる極端な歪みを最小現に抑えるラインを挿入することができます
1.デザイン線と伸縮シミュレーション
2.3Dデータ → 2D(型紙)展開
シート表皮素材の伸張特性を考慮した3D →2D展開
3D形状解析機能
・ガウス曲率
・平均曲率
・主曲率

伸張圧縮歪みの分布から縫製によって発生する応力を(間接的に)推定でき、無理のない縫製ラインの選択が可能です。

2.3Dデータ → 2D(型紙)展開
3.デザインシミュレーション1
縫製ラインを挿入して展開した型紙に対して、ステッチやトレンチを擬似的に設定する事ができます。
3.デザインシミュレーション1
3.デザインシミュレーション1
ファブリックのテクスチャをマッピングし、リアルタイムでレンダリングする事が可能です。
ファブリック画像のドラッグ&ドロップで簡単にデザインレビュー柄の回転、拡大縮小、移動などの設定も変更できます。
4.デザインシミュレーション2


● 入出力データ
入力データ
  • 三角形ポリゴンメッシュをもったOBJ形式データ
    ※データに抜け、不連続がないこと
  • DressingSim EX独自形式データ
入力データ
出力データ
  • DXF-AAMA
  • DXF-TIIP
  • DXF
  • テクスチャ座標を含むOBJ形式データ
  • DressingSim EX独自形式データ
出力データ